【ガーデニング】大失策でジャングル化
“ほったらかしガーデン”のオーナー(ワタシ)、6月になり、ようやく始動。
花の最もよい時期にほったらかすという、信じられない管理体制…
昨春、昨秋の新入生たちも無事冬を越し、
スクスクと成長している様子は遠目に感じていた。
スクスク…。
スクスク?
あれ?
ワサワサすぎやしない?
一株ずつが異様に大きくなっている。
去年までの3倍くらいある…。
ワタシのガーデンが…
ジャングルになっている!
こころあたりは、ある。
冬を迎える前、園芸店で適当に買ってきた土を、適当に撒いた。
3年以上、栄養らしきものを与えていなかったのに。
新入りさんをたくさん迎えたから。
厳しい冬を乗り越えておくれよと、つい、親心で。
土(肥料入り)を撒きまくった…。
皆おそろしい勢いで、飢えを満たしたのだ。
…やってしまった。
半分野生?の楚々としたガーデンが好きだったのに。
大きくなりすぎた彼・彼女らは、自らの場所を確保するため、縄張り争いを始めている。
美しい葉っぱは、大きくなりすぎた隣の葉の下敷きになり、長く伸びすぎた花茎は、隣の花に倒れかかっていた。
これは、いかん。
オーナーの重かった腰は自然と上がり、住人たちの住まいを整えた。
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少し風通しのよくなったガーデンを眺め、そうそう、これよねと頷く。
人工の美しさと、自然の美しさは、やはり何かが違う。
置かれた場所で育ち、咲いているものには、どこか凛としたものがあるように見える。
いままでどおり各々のスペースができて、自然の水分・栄養分のもと、皆思い思いに葉茎を伸ばすだろう。
またほったらかすから、元の美しさに戻っておくれ。
手をかけるのは、最小限で。
これまでも、これからも、ほったらかしガーデンの運営方針は変わらない。
(オーナーは明確な方針に基づき、ズボラ運営をしています)