【ガーデニング】 …と言うのはおこがましい、ほったらかしの庭にも春が来た!
サクラ咲く。
咲きました。
春を迎えに行ってから、かれこれ2週間。
我が地域にもついに春がやって来た。
なんと美しい。
日本に生まれてよかったと思うこの季節。
年度替わりでいろいろ大変なことも多いけれど、やっぱり春はいい。
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我が家の日陰の庭にも春が訪れ、お寝坊な草木も目覚め始めた。
恥ずかしそうに下を向く姿がかわいらしい。
こんな人いたっけな…?誰だっけ…
少ない日向スペースには、それらしい佇まいの方。
なんとか光を浴びようと、競い合うように伸びる枝木陣。
ハート型の葉っぱの赤ちゃん。
深海魚的主婦の庭なので、花柄摘みなどの手入れが必要な花たちはとっくの昔に姿を消し、スタメンは多年草と低木ばかりの、ほったらかしガーデンだ。
日陰ばかりで、1年のうち4分の1ほどは雪に埋もれている。
にもかかわらず、こうして毎年春になるとムクムクと芽吹いてきて、季節の楽しみをくれる。
自然の営みは偉大だ。
ほったらかしの庭にもドラマがあって、住みよい場所に植えられたものは生き残り、住まいが合わなかったものは淘汰されていく。
光のさす方へ枝は伸び、日陰ばかりの場所にも陽の光のあたる時間が一瞬あって、それぞれの葉っぱが順番に輝いている。
うまい具合に時をずらしながら花が咲き、長く持つものもあれば短いものもあって、時期が終われば散っていく。
切られたり踏まれたり、折れてしまったりする冬を越えて、また新しい季節を迎える。
子供の育ちや人の人生も、同じかもしれない。
子供たちの進級・進学の準備がようやく少し落ち着いて、ふとそんな風に感じた。
子供のこととなると、つい温室になってしまいがちだな…手入れしすぎないように気を付けなくては。
ほったらかしガーデン、心がけよう。
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しばらく不動のメンバーで落ち着いていた庭だけど(ほったらかすこと数年…)、今年は新しいメンバーをお迎えしてみようかな。