【日帰りお出かけ】 雪国脱出…春を迎えに行ってきた!
春。3月。
美しい花の開花便りを、SNS上で毎日うらやましく拝見している。
我が家の庭は、今週ようやく全ての雪が融け、クリスマスローズの蕾が立ち上がり始めたところだ。桜なんてほど遠い。
全国の花便りを見ていると、日本の春ってこんなに時間差のあるものなのかと本当にビックリする。色とりどりの写真がフェイクでは、と思うほどの差だ。
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わたしたちの地域でも、ようやくまん防が解除された。
長い間まじめに我慢した。
ずーっと家にいた。
ワタシだって、春を感じたい!
よし、出かけるぞ!!(久しぶりすぎる!)
前日、夜中の1時までかかってプランを練った。
・日帰りで
・人混みでなく
・春を感じて
・家族みんなが楽しめる
・低予算で
・気分転換して
・美味しいもの食べたい
条件はこんなところだ。
渾身のプランで、さあ、出発~!
1.超特大餃子を食す
のっけから春とは何のつながりもないが、いいではないか。
みんな大好き、焼き餃子。
餃子専門店で、餃子の歌を聴きながら、人生「はじめて」の大きさ、特大餃子を平らげる。
育ち盛りの子供たちも、肉系大好きのオットもお腹いっぱい大満足。ありがたき庶民の味方。美味しかった!
2.美しい桜を愛でる
SNSにちょくちょく登場しているのを見て「はじめて」知った、早咲きの河津桜を間近で楽しむ。
濃いめのピンク色がとてもキレイ。
春の便りはフェイクじゃない、本物だったのだ。
ワタシも載せちゃうぞ。
3.展望台から海を眺める
この場所に展望台があることを知らず、「はじめて」訪れた。
止まらない息切れはさておき、山で暮らしている分、開放感が半端ない。
絶景かな。
いつまでも眺めていたい。
4. 港の街を散歩する
「はじめて」散策するこの港町は、漁ではなく、運輸・工業の拠点となっているようで、歩いていてもお魚感がほとんどない。
磯の香りも主張なし。
古く、武骨な雰囲気の街の中に、隠れ家的なオシャレカフェがいくつかある。
いったいどんな人がお茶してるんだろう?
5.公園で遊ぶ
わが町にはない、大きな大きな公園で夕方まで過ごす。
老若男女、スポーツに汗を流しており、遊具では小さな子供たちが元気に遊んでいる。
決して小さくはない我が家の子供たちも、ちゃっかり参入。
それを離れたベンチから眺める、決して若くない私たち。付き添いのお父さんお母さんは、私たちより10歳ほど若いのかも知れない。あの頃は必死すぎて、片隅のベンチからの温かなまなざしに気づくはずもなかった。いつの間にこんなに月日がたってしまったんだろう?
以前はなかった公園脇の「はじめて」のカフェに言葉巧みに子供たちを誘い込み、休憩に休憩を重ねる。
オットとワタシの背丈をとっくに超えた長男は、休憩後もスポーツに夢中。あーあ、ズボンが…いつまで膝破るの?
6.あっさりめの夕食をいただく
よくある和食チェーン店だけど、家族で入るのは「はじめて」。メニューの多さになかなか全員のオーダーが決まらない。
年齢を重ねると、情報処理能力が追い付かず、選択肢の多さはアダとなる。
巡り巡って、お店イチオシ“春の限定メニュー”にワタシの今日のシメを託すことにした。
次男は“一人手巻き寿司”を、なんだか誇らしげに巻いている。不器用な寿司職人、ずっと見ていられるぞ。
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なんてことない、ささやかな行程だが、前回のオットとの「結婚記念カフェ」での失敗を活かし、「はじめて」をてんこ盛りにした。
何度か訪れた地だけど、新鮮さでいっぱいの一日は、心を元気にしてくれた。
明日からまた、がんばろう。
でも寒いところに帰るのは、イヤだなあ…
春よ、はやく来い~
連れて帰りたい。