【家族でモーニングカフェ】 大人みたいなモーニングがしたい
休日。
家族で出かける用があったので、かなり早めに家を出て家族でカフェに立ち寄った。
朝食を食べるためである。
長男に、先日のガレットとイングリッシュマフィンのモーニングカフェの写真を見せ
その土産話をしたところ、トーストとゆで卵とドリンクのモーニングセットしか知らなかった彼は
「何これ?!こんな豪華なモーニングがあるの?!」
「いいなあ~大人は。オレも行きたい」
と、ちょっとションボリしてみせた。
確かに彼は、そんなものが世の中にあると知らなかったかもしれない。
いや、あえて知らせなかった。
朝からどんぶり飯を二杯は食べるような人を連れて行っても、帰ってからまた何か食べるものを提供しなければならなくなる。面倒かつ不経済だ。
それに子供同士で(しかも男子)カフェで朝食を…とはならないだろう。
よし、君に(セット代金別の)モーニングをご馳走してあげよう。
今日は特別だぞ。
…ということで、少年が恋焦がれたモーニングセットである。
食べ盛りにも、腹持ちのよいメニューのお店を選んだ。
ずっしりめのパンに、パンの耳のラスク、何と言ったっけ…伸びる(?)ヨーグルト、鶏肉のハム等々、豪華。
なんかいろんなカップが並んでるなあ~と思って見ていたら
家族それぞれに違うカップで飲み物が届いた。
ホットミルクを頼んだ次男には
牛乳カップ。
オットのは…
写真も忘れたし、記憶からも抜け落ちた(ゴメン)。
ちなみにワタシはドラえもん。
なんとなく、合ってる。
そして、もし少し入れ替わっても(ガンダムは息子には興味津々、オットはど真ん中世代)イケる絶妙なチョイス。
マスターのイメージでカップを選んでもらうのは新鮮だ。
パンが苦手な次男には、ドーナツを別注。
パンとドーナツは何かが違うらしい。
お皿のくぼみにドーナツがジャストフィットなのがすごい…と美味しさ以外にも感心。
気の利いた会話はない。
モーニングセットを嬉しそうにむさぼり食べる少年A。
やはり、君の胃袋には朝から牛丼とかの方がよかったのではないか?
カフェの雰囲気を楽しむ、本能から離れた部分の脳みそがまだ育っていない。
大人のモーニングはやはりまだ早いのだよ。
弟のパンも食べて、少年の胃袋はようやく落ち着いた。
息子の社会勉強の代金、四千円でおつり少々。
「はま寿司なら30皿以上食べれる!」と驚きを隠せない息子。
(庶民の子どもは、食事代を回転ずしチェーンの皿数に換算するクセがある)
庶民の朝食代としては高すぎるけれど、いつかのモーニングタイムに思い出す日が来るだろう。
親が立ち会える、残りいくつかの息子の「初めて」を苦笑いで見つめた朝のことを。
思い出料金として…特別計上するか。