メオトカフェ

中年倦怠期夫婦の「カフェ道」

【家族でモーニングカフェ】 大人みたいなモーニングがしたい

休日。

家族で出かける用があったので、かなり早めに家を出て家族でカフェに立ち寄った。

朝食を食べるためである。

 

長男に、先日のガレットとイングリッシュマフィンのモーニングカフェの写真を見せ

 

me-oto-cafe.hatenablog.com

 

その土産話をしたところ、トーストとゆで卵とドリンクのモーニングセットしか知らなかった彼は

「何これ?!こんな豪華なモーニングがあるの?!」

「いいなあ~大人は。オレも行きたい」

と、ちょっとションボリしてみせた。

 

確かに彼は、そんなものが世の中にあると知らなかったかもしれない。

いや、あえて知らせなかった。

朝からどんぶり飯を二杯は食べるような人を連れて行っても、帰ってからまた何か食べるものを提供しなければならなくなる。面倒かつ不経済だ。

それに子供同士で(しかも男子)カフェで朝食を…とはならないだろう。

 

よし、君に(セット代金別の)モーニングをご馳走してあげよう。

今日は特別だぞ。

 

…ということで、少年が恋焦がれたモーニングセットである。

食べ盛りにも、腹持ちのよいメニューのお店を選んだ。

ずっしりめのパンに、パンの耳のラスク、何と言ったっけ…伸びる(?)ヨーグルト、鶏肉のハム等々、豪華。

 

なんかいろんなカップが並んでるなあ~と思って見ていたら

 

家族それぞれに違うカップで飲み物が届いた。

 

長男にはぐるり一周漫画(ガンダム)が描いてあるカップ

ホットミルクを頼んだ次男には

牛乳カップ

 

オットのは…

写真も忘れたし、記憶からも抜け落ちた(ゴメン)。

 

ちなみにワタシはドラえもん

なんとなく、合ってる。

そして、もし少し入れ替わっても(ガンダムは息子には興味津々、オットはど真ん中世代)イケる絶妙なチョイス。

マスターのイメージでカップを選んでもらうのは新鮮だ。

 

パンが苦手な次男には、ドーナツを別注。

パンとドーナツは何かが違うらしい。

お皿のくぼみにドーナツがジャストフィットなのがすごい…と美味しさ以外にも感心。

 

気の利いた会話はない。

 

モーニングセットを嬉しそうにむさぼり食べる少年A。

やはり、君の胃袋には朝から牛丼とかの方がよかったのではないか?

カフェの雰囲気を楽しむ、本能から離れた部分の脳みそがまだ育っていない。

大人のモーニングはやはりまだ早いのだよ。

 

弟のパンも食べて、少年の胃袋はようやく落ち着いた。

 

息子の社会勉強の代金、四千円でおつり少々。

 

「はま寿司なら30皿以上食べれる!」と驚きを隠せない息子。

(庶民の子どもは、食事代を回転ずしチェーンの皿数に換算するクセがある)

 

庶民の朝食代としては高すぎるけれど、いつかのモーニングタイムに思い出す日が来るだろう。

親が立ち会える、残りいくつかの息子の「初めて」を苦笑いで見つめた朝のことを。

 

思い出料金として…特別計上するか。